2010-01-23

Jason Bayのこと

数日前の記事でとても気になっていましたが週末になってやっと訳せる時間できました。

What happened with Jason Bay and the Red Sox

本来なら何年もの努力が実るはずだった。しかし代わりにジェイソン・ベイのFAへの進出は9ヶ月のケイオスで未だに頭を振るようなできごとだった。

物語はCiti Fieldsのシーザーズクラブでメッツのジャージを着ているベイがいることで終わる。クリスマスの日にメッツと4年$66Mの契約を交わしたのだった。

ベイは満足している。
「すべてが終わってメッツの一員となれてほんとによかった。」とシアトルの家でベイは語った。

それまでの数ヶ月は完全に話は違うのだが。

NESNのピーター・ギャモンズ氏が報じたようにベイは去年の7月、レッドソックスと4年$60Mで合意していた。しかしメディカルな点で心配があるからとこのオファーはひっこめられてしまった。

「それは話の10分の1にしかすぎないんだ。」

レッドソックスとの話が流れてからメッツの記者会見まで経緯は複雑だ。ベイの膝と肩についての2つの独立した医師団の意見とレッドソックスからの何回かの契約オファーは6ヶ月に渡った。

☆もうすこしでレッドソックス

7月まではベイはこのままレッドソックスに残るような感じだった。

交渉はスプリング・トレーニングに一旦物別れとなった。双方の要求に大きな隔たりがあったのだ。ベイが打ち出した5月、レッドソックスは4年確定を含む案で再び交渉をしだした。しかしそれでもベイの望むには至らなかった。

そしてオールスターゲーム後、交渉は続き、オファーは4年$60Mにまでなり勢いはついたかと思われた。週末のトロント戦のとき、GM Theoは何にも決まっていないのでレギュラーシーズンが終わるまで待たないとだめだと宣言をする。

しかしそれはベイが気持ちを変え妻のクリスティンと長い会話を交わし、ボストンのオファーをのもうかというところまでになっていた。ボストンに戻りベイはエイジェントのジョー・アーバンにレッドソックスのオファーを受けると伝える。

A's戦とのシリーズでチームがボストンへ戻ったとき、アーバンはボストンへ飛びベイのフィジカルに付き添う。その晩、アーバンはTheoからGMのオフィスに来るよう電話を受ける。そこでレッドソックスの医師団とともにフィジカルの結果を見たのだが彼らの意見はベイの膝と肩は危険なことになるかもしれない、だった。

Theoはアーバンにオーナーと会ってどうするか決めるからと言った。それから2、3日後、Theoはアーバンに4年のオファーから手を引くから、と伝える。

☆ まったく新しいアプローチ
チームは4年確定オファーから2年$30Mに変更したかった。そしてそのオファーには09年のシーズン終了後ただちにベイが膝の手術を受けることも含まれていた。

「その契約をするため手術を受けるだなんてショックだったよ。だって全然痛くないんだ。」

最初のショックが少し収まってからベイとアーバンは独自に膝と肩を調べてもらった。

「すごく調子いいし、どこも悪いところなんてないと思っていた。別のドクターが見たら別のことを言うとものすごく自信があった。」
ベイが予想したとおり、どこにも異常はないと言われた。

ベイとアーバンはレッドソックスが再び交渉を開始する10月末までそのことはレッドソックスに教えなかった。
改訂されたオファーには膝の手術の項目は消えていた。

「7月にクラブ側が見解を出してから何も変わっていない。どうなってるのかまったく理解できなかったよ。」
ベイから別の審査結果を聞き、さらにまた別のドクターに診てもらうことにした。結果はベイが8月に診てもらっときと同じだった。「ベイの膝と肩に異常はない。今のままずっとプレイできる。」

その11月の診査の前にレッドソックス、ベイ、アーバンはMRIを保険会社に送って見てもらった。結果は異常なし。

ウィンター・ミーティングの初日夜、Theoはアーバンに新たなオファーをする。3年確定プラス前のオファーにもあったメディカルな条件付4年目だった。

ベイの4年目は一定期間レッドソックスが指摘したケガが原因でDLとなったときは反故になるから、というものだった。J.D. Drew、John Lackeyにもこうしてアプローチしている。

もう一つの条件はベイが多大な保険料を払うというものだった。

「クラブが僕がDL入りしたときのことを考えてそういう条件を付けたがるのはわかる。でも過去にそういうことはないし全然どこも怪我していなかったんだ。」

☆ メッツ入りへ
ベイとアーバンはそのオファーは断固として拒否し別のチームをあたることにする。そしてメッツがまず関心を寄せた。

12月12日ついにTheoがアーバンにオファーについての答えを尋ねる。代理人はあのアファーでは十分ではないと答える。ベイはメディカルな条件を付けられることについては固辞しているし、レッドソックスとは別れ別のチームへ行くとメディアに通達する。その翌日レッドソックスはラッキーと5年$82.5Mの契約を発表する。

3週間後、ベイはメッツ入団のためのフィジカルを受け、異常なしとの結果を得ている。

「自分のキャリアのようにこの一連のできごともまっすぐには行かなかった。でもすべてうまく行ったんだから後悔はないよ。」

2010-01-22

Diamondbacks Top Prospects

BA
1. Jarrod Parker, rhp
2. Bobby Borchering, 3b
3. A.J. Pollock, of
4. Brandon Allen, 1b
5. Daniel Schlereth, lhp
6. Chris Owings
7. Mike Belfiore, lhp
8. Marc Krauss, of
9. Ryan Wheeler, 1b
10. Collin Cowgill, of

BP
Four-Star Prospects
1. Jarrod Parker, RHP
2. Brandon Allen, 1B
Three-Star Prospects
3. Bobby Borchering, 3B
4. Chris Owings, SS
5. A.J. Pollock, OF
6. Keon Broxton, OF
7. Marc Krauss, OF
Two-Star Prospects
8. Matthew Davidson, 3B
9. Mike Belfiore, LHP
10. Ryan Wheeler, 1B
11. Leyson Septimo, LHP

Sickels
1) Jarrod Parker, RHP, Grade B-: TJがなければB+/Aだった。
2) Bobby Borchering, 3B, Grade B-: Chipper Jonesもルーキーボールでは打てなかった。とはいえBorcheringのストライクジャッジはひどい。それと守備も疑問だ。
3) Brandon Allen, 1B, Grade B-: 彼のことは好きだけど少し騒ぎすぎかもしれない。未来のオールスターというより単なるスラガーか。
4) A.J. Pollock, OF, Grade B-: スピード、守備、パワーはいい。でもスターにはなれないかと。
5) Mike Belfiore, LHP, Grade B-: 三振とゴロ。カレッジでは2ウェイスポーツマン。うまくいけばトッププロスペクトになる。
6) Marc Krauss, OF, Grade B-: ツールはないがすごく打つ。
7) Ryan Wheeler, 1B, Grade B-: この先1Bとしてエリートプロスペクトになりそうだ。
8) Chris Owings, SS, Grade C+: スカウトは彼を気に入ってるがSSより2Bに移りそうなので価値はちょっと下がる。
9) Cole Gillespie, OF, Grade C+: どうしてもっと注目されないのかわからない。出塁率もいいし守備もい。
10) Collin Cowgill, OF, Grade C+: 小柄な外野手。ホームラン少し打つ。
11) Matt Davidson, 3B, Grade C+: Northwest Leagueでは見劣りしたがまだ若い。
12) Wade Miley, LHP, Grade C+: 数字よりはいいプロスペクト。ゴロ、K。欠点を改善すればブレイクするかも。
13) David Nick, 2B, Grade C+: 09年のドラフト。スピードとパワーがあるが守備は2Bに限られている。
14) Leyson Septimo, LHP, Grade C: OFからコンバートしたレフティピッチャー。コマンド習得中。
15) Rusty Ryal, INF, Grade C: 27才。
16) Kevin Mulvey, RHP, Grade C: かつてほど評価は高くないがローテーションに入ればイニング・イーターになるか。
17) Bryan Augenstein, RHP, Grade C: ストライクを投げる。
18) Barry Enright, RHP, Grade C: ストライクを投げる。
19) Wes Roemer, RHP, Grade C: ストライクを投げる。
20) Roque Mercedes, RHP, Grade C: 素質のあるブルペンタイプ。

Athletics Top Prospects

ここにはまだ載っていますがトッププロスペクトのGrant Desmeは聖職に就くからと野球界から引退を発表しています。

あんまりびっくりしたから仕事中アップ(でもランチタイムね)。

BA
1. Chris Carter, of/1b
2. Michael Taylor, of
3. Grant Green, ss
4. Max Stassi, c
5. Pedro Figueroa, lhp
6. Tyson Ross, rhp
7. Jemile Weeks, 2b
8. Grant Desme, of
9. Adrian Cardenas, inf
10. Sean Doolittle, of

BP
Five-Star Prospects
1. Chris Carter, 1B
2. Michael Taylor, LF
Four-Star Prospects
3. Michael Ynoa, RHP
4. Grant Desme, CF
5. Grant Green, SS
Three-Star Prospects
6. Max Stassi, C
7. Jemile Weeks, 2B
8. Tyson Ross, RHP
9. Adrian Cardenas, 2B
10. Corey Brown, OF
11. Pedro Figueroa, LHP

Sickels
1) Chris Carter, 1B-OF, Grade A-: 彼のバットがものすごく好きだ。ディフェンスを差し引いてもA-をあげる。
2) Michael Taylor, OF, Grade B+: このピックはよかった。OAKにはBrett WallaceよりTaylorのほうが必要だろう。
3) Grant Green, SS, Grade B+: 守備の巧いSS。バットにも望みある。悪くてもレギュラー、ひょっとするとスター。
4) Grant Desme, OF, Grade B: 三振は多いからこんなグレードだがツールはある。
5) Adrian Cardenas, 2B, Grade B-: Todd Walker(より守備はいい)みたいなタイプか。
6) Jemile Weeks, 2B, Grade B-: これからよくなるはずだ。Cardenasとともに将来楽しみな2B。
7) Tyson Ross, RHP, Grade B-: Scott Ericksonのようなシンカーを投げる。コマンドはどうか?
8) Max Stassi, C, Grade B-: 高校のスカウティングレポートはいいのでプロでの数字をみたい。
9) Josh Donaldson, C, Grade B-: ボールを見る目はある。盗塁も刺す。
10) Sean Doolittle, OF-1B, Grade B-: 膝のケガはタイミングが悪かった。
11) Henry Rodriguez, RHP, Grade B-: Sacramentoでは5.77 ERAだがK/IPの率はすごい。もう1年見るとしよう。
12) Corey Brown, OF, Grade C+: いいときはKurt GibsonかJeromy Burnitzのようだが悪い日はほんとにひどい。
13) Fautino De Los Santos, RHP, Grade C+: TJも治りもっと上にいけるはずだ。
14) Michael Ynoa, RHP, Grade C+: 今はグレードをつけるのは不可能だ。将来有望なのにはかわりはない。
15) Arnold Leon, RHP, Grade C+: なぜかA'sファンからは注目を浴びている。4番手のスターターってところか。
16) Pedro Figueroa, LHP, Grade C+: コントロールをなんとかしないと。
17) Ben Hornbeck, LHP, Grade C+: Cal LeagueでのK/IPの率はすごくよかった。AAでも証明しないと。
18) Sam Demel, RHP, Grade C+: デリバリーはファンキー。素質はある。
19) Anthony Capra, LHP, Grade C+: Kは多いがBBも多い。
20) Connor Hoehn, RHP, Grade C+: Northwest Leagueでは鉄壁のクローザー。

2010-01-19

今日はたくさん

今日が調停回避かどうかの期限日でどどっと契約ニュースがきてます。


☆ Tim Lincecumは$13Mの調停を申し込む。SFの申し出は$8M。これでたとえ負けてもピッチャーとして調停可能初年度で最高の年俸を稼ぐのは決定(去年のパペルボン$6.25Mがこれまでの最高額)。そら2年連続のサイ・ヤングだし。
☆ レッドソックスはJonathan Papelbonと$9.35Mで1年契約。$150Kのおこずかいもつくかもしれない。これでボンちゃんはMLBでは9番目に高給取りのピッチャー。
☆ Ramon Ramirez、Manny Delcarmenとも契約で全員調停回避。Delcarmenとは$905K。
☆ COLはHuston Streetと3年$22.5Mで契約。Rafael Betancourtと2年$7.55Mで契約
☆ MINはCarl Pavanoと1年$7Mで契約。
☆ LADはJonathan Broxtonと2年契約。Andre Ethierとも2年契約。
☆ DETのJustin Verlanderは$9.5Mの調停を申し込む。
☆ HOUはWandy Rodriguezと1年$2Mで契約。Michael Bournと$2.4M、Matt Lindstromと$1.625M、Humberto Quinteroと$750Kで契約。
☆ MINはBrendan Harrisと2年$3.2Mで契約。
☆ DETはBobby Seayと1年$2.475Mで契約。
☆ MINはMatt Guerrierと1年$3.15Mで契約。Pat Neshekとは$625Kで契約。
☆ WSHはJason Bergmann、Jesus Flores、Wil Nieves、Josh Willinghamと契約。
☆ ATLはPeter Moylanは1年$1.15Mで契約。
☆ TBはMatt Garzaと$3.35Mで契約。
☆ SEAはDavid Aardsmaと1年$2.75Mで契約。
☆ COLはJason Hammelと1年$1.9Mで契約。
☆ OAKはKevin Kouzmanoffと1年契約。
☆ LAAはJered Weaverと1年$4.265Mで契約。Howie Kedrickと$1.75Mで契約。

まだまだいるけどちょっと休憩ε-(´▽`)

あ、あとSEAがFelix Hernandezと5年$78Mで契約です。これで当分どこにもいかないか・・・

☆ MINのFrancisco Lirianoが1年$1.6M、Jesse Crainが1年$2Mで契約。
☆ NYMがSean Greenと1年$2Mで契約。
☆ TBのJ. P. Howellが1年$1.8Mで契約。
☆ TORがJason Frasor ($2.65M)、Brian Tallet ($2M)、Jeremy Accardo ($1.08M)、Shawn Camp ($1.15M)で契約。
☆ これまたMINのDelmon Youngは1年$2.6Mで契約。
☆ KCはAlex Gordon、Robinson Tejedaと契約して調停回避。
☆ ARIのStephen Drewは1年$3.4Mで契約。
☆ CWSはJohn Danksと1年$3.45Mで契約
☆ NYMはPedro Feliciaoと1年$2.9Mで契約。
☆ TEXはChris Rayと1年$975Kで契約。
☆ LADはRussell Martinと1年$5.05Mで契約。
☆ BALはLuke Scottと1年$4.05Mで契約。
☆ CHCはJeff Baker ($975K), Mike Fontenot ($1M), Koyie Hill ($700K), Angel Guzman ($825K), Tom Gorzelanny ($800K)と1年契約。
☆ SEAはMark Loweと1年$1.15Mで契約。
☆ DETとJ. J. Hardyは1年$5Mで契約。
☆ STLとRyan Ludwickは1年$5.45Mで契約。
☆ TBのJason Bartlettは1年$4Mで1年契約。去年の年俸は$2M。100%アップ♪
☆ FLAはJorge Cantuと1年$6M、Leo Nunezと$2Mで契約。
☆ MILはCarlos Gomez ($1.1M)、Rickie Weeks ($2.75M)と1年契約。
☆ LADはGeorge Sherrillと$4.5M、James Loneyと$3.1Mで1年契約。
☆ LADはHong Chin-Kuoと1年$950Kで契約。
☆ NYMはJeff Francoeurと1年$5Mで契約。
☆ OAKはRajai Davisと1年$1.35Mで契約。
☆ SFはJonathan Sanchezと1年$2.1Mで契約。

もっといるかな?

ぴちぴちのサイン会

昨日はぴちぴちくんのサイン会に行ってきました。
前に行ったのは3年前で当時無名のジャコビーくんやバックがいましたね。
今年はケイシー・ケリーくん、田澤くん、ホセ・イグレシアスくん、ライアン・ケイリッシュ、林(リン)くん、ウェイランドくんなどがいました。

みんなとても愛想ふるまいてくれたけどルイス・エクスポジットだけはむすっとしたままで心の中で「お前かわいくないぞ」と思ってしまった・・・・なのに彼からサインもらうの2回目だった。


こんな感じで2~3時間サインしっぱなしのキッズたち。


田澤くんです。


Vサインをしてくれたキューバのホセ・イグレシアスくん。
きりっとした顔立ち。一気にファンになりました(→ܫ←)♡


かわいい♪


犬顔のケイシー・ケリーくんです。お見知りおきを(≧ω≦)ブヒー

あぁでも疲れた。サインって実はたいしてほしくないんだけど顔見られるだけで行ったのでした。



ウェイランドくんとリンくんの写真は撮り損ねました。ケイリッシュ君は撮ったけどしっぱい(´;ω;`)